Córdoba コルドバ
By japanese • Apr 25th, 2008 • Category: スポットコルドバは、華やかさというよりいぶし銀のような風格を秘めた町で、千年程前ここに一大文化が栄え、ヨーロッパ随一の大都会を形成していたとは想像し難いかもしれません。コルドバが花開いたのはローマの植民地「ベティカ」の時代で、後の10世紀イスラム教カリフ王国の時代に最盛期を迎えます。当時のコルドバの人口は100万近くに達したとも言われ、現存する大回教徒寺院をはじめ市内には300ものイスラム寺院がありました。また学問の町でもあり、医学・天文学・哲学・文学等など諸学問の中心地であり、古今東西の文献はここで翻訳されヨーロッパ全土へと流布されてゆきました。すぐれた学者を輩出し、国外からの留学生も多数受け入れていたとされています。
コルドバ市は人口は現在約31万5千人で、コルドバ県を南北にわけるような形で東から西へ流れるグアダルキビール川の中央に位置します。グアダルキビールとはアラブ語で「大いなる川」という意味で、この川に潤おされたコルドバの土地は、穀物、綿花、ぶどう、オリーブ等を主に産出しています。コルドバ市内は回教寺院(メスキータ)はもちろん、白壁に色々の花々がよく映える旧ユダヤ人街や中庭(パティオ)の美しさも必見です。6-7月頃、周囲のゆるやかな丘陵地帯に連なる「ひまわり」の畑は壮観です。